第1章 彼女と僕
燈「奥さん綺麗!息子さん可愛いっすね」
槙「和華子(ワカコ)って言うんだ。今はお菓子作りに夢中でね。本当いい奥さん♪息子も可愛いしねぇ〜…パパー、パパーって出迎えてくれるんだ」
息子や妻を語る顔が‘‘幸せで仕方ない”と言っているようだった。マカロンを食べるスピードが少し上がった
槙「…手出さないでね」
燈「槙野さん、目が笑ってない;…人妻と不貞行為を働こうとは思ってませんよ。俺には奈知がいるし♪」
天「槙野さんお待たせしてすみません。はい、原稿です」
槙「あ、はい。ありがとうございます」
燈「奈知、お疲れ様♪マカロン食べる?」
天「後で」
槙「じゃあボクはこれで失礼しますね。和桐くん、マカロンと紅茶ありがとう」
燈「いやいや」
槙「じゃあ天音先生お疲れ様です。では」