第3章 天音 奈知という女
ーーー俺だって怒る時は怒る
燈「いっつ〜;……天音!!バシバシ殴るのもいい加減にしろよな!僕のことなんだと思ってんの!」
天「養豚所の豚、かな」
燈「人・間・DA!!!余り乱暴にしてるとさっさと捨てて可愛い彼女を見つけて乗り換えてやるからな!!」
天「…」
燈「(……とは言ったものの、奈知の事だからすんなり頷きそうで結構不安だなぁ…………アレ、やけに静かだ…)」
チラッと天音をみると燈の目は大きく開かれた。
天音が泣いていたのだ
燈「っ!ち、違う…奈知」
天「っ…ぅ゛うっ…」
燈「泣かないで、お願いっ…なちっ」