第1章 彼女と僕
槙「甘いのは大好物なんだ」
槙野はピンクのマカロンを一つ、一口で食べた
燈「ハァ…(仕事をしてる奈知かわいい♪)」
槙「…フッ、本当に天音先生が大好きなんだね」
燈「当然じゃないっすか。好きにならない方がおかしい。まっ、好きになるのは僕だけで十分っすけどね」
槙「そっかぁ、でも気持ちはわかるなぁ」
燈「槙野さんは奥さんいらっしゃるんですよね?」
槙「そうそう。ボクの奥さん可愛いんだよ。ほら」
そう言うと槙野はスーツの内側ポケットから一枚の写真を取り出した。その写真には2〜3歳の息子を抱き上げ、清楚で綺麗な女性が写っていた