第1章 彼女と僕
槙野が出て行った後
二人は二階から一階のダイニングルームにおりてきた
天音はそのまま椅子に座り、燈はキッチンから作ったマカロンと紅茶を木製のトレーに乗っけて運んだ
燈「はい、マカロンと紅茶」
天「ありがとう」
燈「手、マッサージしようか?」
天音は何も言わず向かいに座っている燈の前に左手を出す。それを燈はニコニコしながら優しい手つきでマッサージし始めた
天「何ニヤニヤしてるの…気持ち悪い」
燈「気持ち悪いって;彼氏だよ?僕」
天「勘弁してください。豚が彼氏って」
燈「誰が豚だよ!!ひどい!」