第1章 彼女と僕
天「何バカなことを」
燈「本当奈知ってわかってないなァ」
その言葉にイラっときたのか、天音は近くにあったお手製のティッシュ箱を顔面に投げつけた
燈「ッダァ!!…〜〜〜っ;」
天「彼とはアシスタントと漫画家という関係だって言ってるのに…ハァ、そんなに心配なら一応気をつけるわ」
燈「一応って;」
天音「ごちそうさまでした」
そして午後1時30分
2階の仕事部屋で槙野と天音が漫画の話をしていた
槙「ここを派手にすれば今後の展開もさらに盛り上がる。それにここの繋がりが」
天「なるほど、確かに読者には伝わりづらくなりますね。ではこれで決まりですね。あと原稿なんですが最後の一枚、まだペン入れしてないんです。申し訳ないのですが少し待ってください。10分で出来ますので」
槙「わかりました」
コンコン…
ドアのノック音に天音が反応し、「どうぞ」と一言
外にいる相手に伝えた
ガチャっ…
燈「しっつれいしまーす」