第2章 アシスタント
如「俺なんかより、店長はどうなんですか」
花「はぁ?私?無理に決まってるじゃんよ。私はもう30だよ?」
如「歳のわりには若いし、綺麗な方だと思いますよ」
花「やっだぁー♪嬉しいこと言ってくれるじゃない」
よほど嬉しかったのか
如月の肩をバシバシと力任せに叩く
如「っ;…」
花「でも私にはホラッ!」
見せたのは左手の薬指にはめている指輪だった
如「結婚指輪?」
花「そう!私には旦那がいるからさ。まぁー、亡くなったけど」
如「…」
花「あんないい男は二度と現れないよ!あんたよりいい男♪」
如「…店長を好きになるなんて変わってますね」
花「なんだと!!」