第11章 いない。
聖夜said
プルルルル…
あれ、電話だ。
涼成だな。
涼成「はぁーい。
由美ちゃん?どしたの?
………えっ?」
涼成はかおが真っ青になっている。
どうやら何かあったらしい。
涼成「莉央ちんが?」
おい、いま莉央って?
聖夜「おい!
ちょっとかせ!
おい、由美!
莉央は?
莉央がどうかしたのか?」
由美「り、莉央がいないの。」
えっ?
由美「ちょっと、5分くらいお手洗いに行ってる間にいなくなってた。
短い間だったから、どこにも行くはずないの。
だから、、、」
その先は言われなくてもわかる。
聖夜「と、とにかくそっちに行く。」
俺と涼成は走って由美の元へと行った。