第1章 プロローグ
10日後。
私は、“母”の腕に抱かれて“家”に帰っていた。
どうやら私は、こちらの、というかNARUTОの世界に来てしまったらしい。
そうなった原因を必死に考えてみたが、思い当たる節がない。
気が付いたときは何やらパニックになっていたらしく、後から考えると色々思い出すことが出来た。
私が前、普通に生きていたころ、私は病弱でいつもベット上で過ごしていた。
毎日テレビを見ているのも味気なく、飽きてくる。
そうなると、決まって漫画を読んでいた。
で、その中に「NARUTО」も入っていたわけで。
あ、大体内容覚えてるわ。