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うちはに転生しました。

第13章 冬と金色の少年。










「あ・・・」


俺の横を通り過ぎたクロの後ろ姿を見つめる。

俺はまだクロと妹を重ねてしまっている。

さっきへらっと笑ったクロの笑い方が、妹にそっくりで。

俺は何も言えなかった。


「ハァ・・・」


ガシガシと頭を掻く。


「来年もよろしく、とか・・・言う意味あんのか?」


よく分からないけど、まあいい。

来年もアイツと繋がりがある。


そのことに浮かれている自分に、気付かないフリをした。





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