第2章 子供時代と一つの事件。
「・・・・修行?」
「・・・あ、やっぱりなんでもない。気にしないで。・・・なら、イタチ兄さんが修行しているところ見たい」
(やっぱり、そう簡単にはいかないか・・・でも、なあ・・・)
せっかくNARUTОの世界に来たんだから、忍者になりたいと思ったのだが。
「・・・俺の?」
「あ・・・ううん、やっぱりあそこ行きたい」
(変なこと言うのやめよう)
そう思って、何とか話題をそらそうとして見つけた大きな建物。よくみれば、昨日サスケとイタチを迎えに行って、イタチが出てきた建物じゃないか。
「?・・・あそこに行きたいのか?」
「・・・う、うん・・・」
「分かった。なら、あそこに行こう」