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うちはに転生しました。

第7章 帰ってきました。




『うん、本人に聞いてー?』

「・・・お前、わざわざそのために起こすつもりか?」

『えっ!?起こさないでよ?』

「こっちが聞いてんだよ!!」






(・・・どっちにしても言って後から怒られるのは僕だし・・・怒られたくないし)




よし、言わん。






スイレンはそう決めると『後から聞けばいいじゃん』と言うとハルの頭を撫でた。











『・・・ふふ』

「・・・おい、なに笑ってんだよ」

『え?ああ、可愛いでしょ?』




この子、と後から付けたす。







「・・・はあ?」

『あははっ』

「・・・お前、何なんだよ」

『えー?ごめんって、キミしかいなかったんだもん』

「ハァー・・・」

『あ、ねえ。キミどこで寝るの?』




辺りはもう真っ暗。






「・・・は?」

『泊めてくれるんでしょ?まさか、出ていけなんて言わないよね?熱が出てる子がいるのに』

「・・・」

『あ、僕はこの子と寝るつもりだから』

「は!?お前まで」

『しーっ!大きい声出さないでよ。起きちゃう』

「チッ」








サスケは舌打ちを1つすると、頭をガシガシ掻いた。










「俺は風呂に入ってくる。勝手に部屋の物、触んじゃねぇぞ」










最後にすごい目付きで睨みを利かせ、風呂へと向かった。










(・・・ハルとは全然似てないなあ)






あ、でも顔立ちは似てるかもしれない。










顔立ちが綺麗、とか。









スイレンはサスケとハルの顔を思い浮かべながら『あー、やっぱ似てる・・・のかな』と呟いた。















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