作者プロフィール
日記
年をとりました

本日、また一つ年をとりました。
全くめでたくない年ですが、それでもやっぱり、なんとなく特別な日です。

息子に濃いピンクのミニバラを貰いました。
お小遣いを握りしめて買いに行くその姿、また、はにかみながら渡してくれた笑顔…凄く嬉しかったです。

また、この年になると自分が年をとった分、親の老いをひしひしと感じます。
ちょうど母は肺ガンで手術待ちです。
今日、お見舞いに行ってきたのですが、すっかり痩せた母が私の誕生日を祝ってくれました。
凄く切なくなりました。

思春期の頃は母の愛情がウザくて、表立って反抗はしませんでしたが、いつもあー、うるさいなぁ…って心の中でイライラしてました。

さっさと家を出たくて、大学進学を期に一人暮らしをしたら凄く気楽で、卒業後も家にあまり寄りつかなくて…

結婚して妊娠して、母に凄く助けられるようになって、自分もかけがえのない愛しい存在をこの手に抱くようになって、やっと母の愛情に気がつきました。

肺ガンはステージ1で、手術をすれば大丈夫と母は明るく笑います。
それでも、良い機会だからと、これからのこと、いわゆる終活の話をされました。

いずれは直面するそれから目をそらしたくて、でもそうも言っていられなくて、病院をでてから、しばらく泣いてしまいました。

お母さん、私を生んでくれて、健康に育ててくれて、本当にありがとう。
お願いだから早く元気になって、また孫達と沢山遊んで下さい。

ちょっと切ない誕生日の日記でした。

[関連ジャンル] 二次元  [作成日] 2016-04-02 20:52:21

日記へのコメント


シホさん、お祝いの言葉&コメントありがとうございます。

本当に子供を産んでから気がつくことが多いですよね。

私の母は超ド田舎の旧家の長男の嫁で、祖母からの嫁いびりも酷く、ご近所さんからの視線も厳しい中、フルタイムで働きながら私たち兄妹を育ててくれました。

あんなにいびられ、酷い扱いを受けたのに何年も介護して、父以外の実の子供達が寄り付かない中、我が子のように優しく最後まで見送った立派な自慢の母です。

そんな母ですから、出来るだけ実の娘として出来ることをしていきたいです。
親孝行、したいときに親はなし、なんてならないように…

まだまだ、ひ孫を抱いてもらえるまで元気でいてほしいな…
[投稿者] りおんさん [投稿日] 2016-04-03 19:58:46

りおんさん、お誕生日おめでとうございます。
(一日遅れてしまってごめんなさい><)

いろいろと感慨深いお誕生日となってしまったのですね・・・

自身が子を持つ母となってみて気がつくことって本当に多いですよね。

我が子の成長、自身の年齢、親の健康状況・・・、いつの頃からか時間の経過を意識せずにはいられなくなりました。

お互い、悔いの残らないよう、時間を大切に使っていきましょう^^
[投稿者] シホさん [投稿日] 2016-04-03 12:50:24

mumuさん、コメントありがとうございます!

子供からのもの、本当になんでも嬉しいですよね。
だって、本当に我が子って可愛いんですもん。
似顔絵だろうと、へんな工作?創作?だろうと嬉しかったですが、それが自分のお金で何か買ってあげよう、なんて心も成長してくれていることがまた嬉しい。

親への感謝の気持ちってなかなか言えないんですよね。
思っていても気恥ずかしくて…
それでも伝えていきたいと思います。

あ、ここでなんですが、幻影旅団楽しみにしていますね。
普段、息子ズとハンターハンターごっことかしている母なので(^_^;)
[投稿者] りおんさん [投稿日] 2016-04-03 05:00:19


りおんさん!

遅れてしまいましたが、お誕生日おめでとうございます!!
子供からのプレゼントって、どんなモノでも嬉しいですよね!
お小遣いを握りしめて出掛ける様子……微笑ましい!!


お母さんとの時間を大切に、たくさん思いを伝えてください!
お見舞い申し上げます。
[投稿者] さん [投稿日] 2016-04-03 00:21:47

前へ 次へ
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp