第8章 それぞれのかたち
そうやって一生懸命自分の相談にのってくれようとしている静くんの姿に彩は胸が温かくなった。
「うんうん・・・ありがとう。
なんか自信ついてきました。えへ」
「はい!!!」ニコ
そういって静の笑顔があった
「・・・////は、はい!がんばりましょ!」
話している間に寮の前まできた。
「僕、3階なんで階段でいきますね。彩さん8階ですよね?
ここで僕は失礼します。」
そういって静くんとはエレベター前で別れた。
あれ・・・何か疑問をかんじたけど
忘れてしまうくらい自然だった。
あれ、そういえば
あんなおどおどしていた静くんが
私と普通にお話できてる・・・
よかった・・・
彩は静の側にいたことで
ちょっと安心してくれたのかと
思い幸せになった。
静「・・・彩さん。僕
絶対あなたをはなしませんから。」
フフ