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僕らのかたち

第8章 それぞれのかたち





「静くん・・・・」





抱きしめられた彩は静の体温の暖かさに安心したが
暖かさの奥に続く寂しさも感じた。








「私でよければ・・・力になるよ?」











彩はそっと静の背中に手を流し
自分とあまり変わらない体の大きさの体を包み込んだ。





静「僕このままでいたい。





もう少し・・・このまま・・・いい?」







静はそっと回された手に嬉しさを感じ
しばらくいたいと彩の耳元でそっと願った。
















「・・・うん」




















しばらくの間二人とも寄り添うように
そのままでいた。








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