第1章 甘い夢のなかへ、ようこそ♪
ONEPICE ユースタス·キャプテン・キッド
私の彼氏は、あの悪名高き、不良のキッドなのです。
ふああ、朝は苦手だなあ、とか思いつつ廊下を歩いていると、
まえから、キッドが歩いてきてた。
「おはようキッド。」「………ぉぅ。」
いつもの不良キッドの時とは音量が違いすぎる。
隣にいた友達が「あんたたち、仲悪いの?」的な視線を送ってくるが無視。
目を擦っていると
「あ~あ、誰かさんが真紀のこと無視するから泣いちゃった。」
大声で叫びやがった。非常にマズイ。
キッドが勢いよく振り返って近づいてきてんのが、解る。
ぐいっと、手が引っ張られ、キッドとの距離が近付く。
そのまま何故か担がれ、…これは、保健室行きかな…。はあ。
保健室についたら、中からキッドが鍵を掛けた。
振り向いたキッドの顔は泣きそうになってる。
だから嫌だったのに、キッドのこんな顔見たくない。
「すまねぇ。おれのせいか?泣きそうにってやつ。」
本当にすまねぇ。と繰り返しているキッドに、私は
「ちゅ」ってキスをする。
みるみる顔が赤くなってってなんにも言わなくなった。
「大好きキッド。だからもう謝んないで。…キスしてくれると嬉しいな♪」
何時ものキッドの顔に戻り少し安心だが
「真紀。愛してるぜ。」
と言ったときの笑顔とそのあとのキスで次は真紀が赤くなった。
上手はどっち?
(真紀ごめん。あたしのせいで死んだかも。)
(私にめっちゃ優しいとこも好きかな。)
(…真紀のそばに居ると俺が俺じゃなくなっちまう。)