第5章 Indian's prince
ソ「ちょっと待て!訳がわからん。一から説明しろ!!」
劉「まぁ落ち着きなよ王子様。今、順序立てて説明するからさ。伯爵が!」
シ「お前また知ったかぶってたな?(怒」
またこの人は…
シ「ウエストが経営するヒンドスターニー・コーヒーハウスのメインと言えばカリーだ。つまりウエストは“カリー”で“ロイヤルワラント”を獲ろうとしてるんだ」
劉「ああ成程!」
ソ「ろいやるわらんと?なんだそれは?」
劉「あ、そっか王子様は知らないよね。英国には面白い制度があってね、王族が気に入ったお店に“お墨付き”の称号を与えることが出来るんだよ。それが“ロイヤルワラント”。それが貰えた店は看板にその称号を掲げることができるってワケ」
『ロイヤルワラントは品質保証と同義語なんですよ』