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Swear to you...

第5章 Indian's prince


シ「つまり英国には女を連れ戻しに来たという訳か」

ソ「そうだ!絶対に取り戻して一緒に帰る」

シ「それにしても使用人の女ひとつで大げさな…」

ソ「大げさじゃないっ」
ソーマ様は勢いよく立ち上がり坊っちゃんのもとへ大股で歩いていき、そのまま立ち上がらせた

ソ「ミーナのいない城なんか中身のない箱と一緒だ!!お前にミーナと引き離された俺の絶望がわかるのか!?俺がどんなにっ「わからんな」…っ」

シ「その程度のことで感じることができる“たかがしれた”絶望など僕“ら”は理解できないしする気もない。どんなに足掻いても取り戻せないものもある。抜け出せない絶望もある。お前には理解できないかもしれんがな。ネイラ」
私は坊っちゃんのあとに着いて部屋を出た

ソ「でも…それでも俺は…もう嫌だ。あそこでで独りになるのは…」

坊っちゃんは部屋を出てソーマ様の呟きを聞いて拳をきつく握ってから自室へ歩き出した


どんなに足掻いても取り戻せない…か…

旦那様…奥様…
私は…
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