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Swear to you...

第7章 Secret Circus


「いやぁ…“あの”ファントムハイヴ伯爵が“あそこまで”するなんてね~~~~~」

“あそこまで”?

私とセバスチャンで坊っちゃんの身だしなみを直しながら聞いてみてみた

「一体何をしたんですか?」
「聞くな」

気になる…しかし坊っちゃんが聞くな、と言うなら聞くに聞けない…

「しかし、女王の為なら芸もこなしてみせるとは、本当に犬ですね」

「セバスチャン…!」

「五月蝿い。黙れ」

まったく…この男はいったい何を考えているのか…

「さあ報酬は払ったぞ。子供達について教えろ」


そうだ…坊っちゃんがここまでしたのはアンダーテイカーから、情報を聞き出すため
子供達は…



「いないよ」



「「「は?」」」


今、いないと?
私の聞き間違いでなければ、いない、と?

何の悪びれもなく言いましたね…坊っちゃんの苦労が水の泡ではありませんか…
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