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モブリットと妄想日記

第9章 ヤキモチ2




「カコ、すまない。
全部嘘だ。」

「………は?!」


余りにも意味がわからなくて
それ以上の言葉が出なかった。


「いや、カコが
余りにも神妙な面持ちで入ってくるものだから、
虐めたくなったんだ。」

「ちょっと待って!え?
リヴァイはわかってたの?!」


相変わらずカコの
頭に手を添えたままの
リヴァイに問う。


「あぁ。まぁな。
昨日から全く怒ってなかったしな。」


自分だけ必死だったという
恥ずかしさからか、
安心感からか、
先程とは違う種類の涙が
涙腺から溢れそうになる。
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