第2章 はじめまして。凡人達♪にっ!
?「こんにちは!ぼく、ラベルです!」
顔がやっと見える。白色の肌に赤と黄色のオッドアイ。鼻は少しはある。そして、背は小さい。おれより((
「……この、巨人共はてめぇがやったのか?」
少し目を丸くして、頬が薄紅に染まる。
「そ、そーだよぉ〜!いやぁ、凡人と話すのって初めてだし、会話できてて緊張ぅ〜」
目を逸らし、下を向く。今思ったが、こいつは武器を持っていない。それに、この服装……どこのやつだ?
「おい、リナ。ついてこい。」
強引に手を引っ張ろうとする。
「触んないで!!」
立体機動装置も使っていないのに、ジャンプ力だけでかなり後ろに飛ぶ。
「あ、はは。ごめんごめんっ!君、触っちゃダメだよ?僕ってば殺しちゃうから。ね?」
苦笑いに照れ笑い。混じって良く分からない表情をしている。
「……わかった。ついてこい。」
そんなに俺に触られるのがいやだったのか?それとも、恐怖?