第1章 はじめまして。凡人達♪
ーリヴァイー
エレン「兵長!!あそこ!7m級が……6人!いや!8!」
全く見ねぇと思ったら、かたまっていやがった。
ぺトラ「なにか、集めている人でもいるんでしょうか?」
オルオ「おいペトラ……ここは外壁だぞ?人なんているわけねぇだろが!」
エレン「でも、巨人が集まるのってほかに何かありましたっけ……?」
まぁ、エレンのいうことにも、オルオのいうことにも一理ある。
「エルヴィン、少し様子を見てくる。」
エルヴィン「あぁ。わかった。……何かあったらすぐもどれ。」
もどれ。を強調して背中を押す。
「……わかってる。」
馬を走らせ、巨人に近づく。
巨人「ングァァァア!!!」
何もしていないのに、ドロドロと巨人が一斉に溶ける。
?「〜〜〜〜」
聞いたことのない言語が聴こえる。人の、声だ。
「だれだっ!」
巨人の蒸発の煙でなかなか見えない。
?「んー?この言語って、この言葉。だよねっ!」
煙が晴れてきた。巨人の死体の中から、黒髪を長く伸ばし、ポニーテールにまとめている。服装は、黒と赤のチェックの短パンに黄色の薄いTシャツに耳のついたピンクの上着。その上着にはなんかの語で形作ってある。
?「こんにちは!ぼく、ラベルです!」