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妖怪町.手伝い係

第4章 【妖怪町】旅館


すると向こうから着物を着た女の人がやってきた。見た目は普通に人間だ。

「リューキ様ですね。お待ちしておりました。こちらです。」

といって案内をする。女の人の後を着いていく。その女の人の頭がモゾモゾしているような気がする...。


(虫か何かが止まってるのかな...?)

そう思い僕は女の人の頭を見た。
すると頭には......。



「ヒッ...」
「?どうかしましたか?」

女の人が振り替える。慌てて僕は頭を横に振る。
また女の人は前を向いて歩き始めた。


(び、びっくりした...まさか頭に“口”があるだなんて...)


妖怪なのだ、ということを覚悟はしていたけどやっぱり慣れてないから驚いてしまう。

「こちらになります。」

ビクビクしてる間に部屋に着いた。

「ごゆっくりどうぞ。外出する際は玄関に名簿を置いてありますので記名してお出かけください。
尚、食事は食堂に来てください。
朝は7時~9時まで昼は12時~1時まで夜は7時~10時までしか開いてませんのでご了承お願いします。

それでは、ごゆっくりどうぞ。」


そういって女の人は去っていった。
僕は部屋に入り、荷物を置いて床に腰を下ろす。

「はあああああ...疲労感半端ないな。」

今日はイベントがありすぎて体かついていけてない。
ご飯食べたらお風呂に入って...それから歯磨きして寝よう...。

ただいまの時刻は6時30分。食堂が開くまであと30分はある。

僕は寝っころがって目を閉じた。



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