第6章 死神化
ここから、台詞の書き方を変えます。
ーーいっーおきーおいー
『んー一護…?』
ゆっくり目を開けると一護の顔が映った。
「良かった!心配したんだぞ」
そうだ、昨日記憶を取り戻したら激痛に襲われて倒れたんだ。
記憶のことは誰にも言わずにおこう。
『何で倒れてたんだ?』
「俺も知らねぇよ。死神と一緒に化け物倒したあとこの部屋にきたら倒れてたんだ。」
どこか一護の雰囲気…否、霊圧が違った。
『一護、なんか雰囲気違うな。昨日、何があった。』
「……あの死神…朽木ルキアの力で、一時的に死神化した。」
『あっそ』
だから霊圧が昨日の死神に似ていたのか。
「何だよ。自分から聞いといて。」
『俺どれくらい寝てた?』
「8時間くらいだ。」
『そっかなら普段よりすこし早いくらいか。』
と言って立ち上がると、今まで気付かなかったが右目が見えなかった。と言うより、右目があるべき部分に何も感じなかった。
「どうしたんだ。」
『いや、何でもない。トイレいってくる』
と言って、俺はなるべく動揺を隠して部屋から去った。