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密かな交換条件・2【進撃の巨人】

第5章 神が与えたもの




内地での実技試験当日。


まだ試験が始まって間もない
昼過ぎなのにも関わらず、
何故かそわそわしてしまい、
基地の周辺を散歩する。

こんな日に限って仕事は休みで、
手持無沙汰な状態が
ますます緊張を煽った。





基地の近くの公園でベンチに座っていた時。


「アン!」


大きな声で名前を呼ばれ、
咄嗟にベンチから立ち上がり、
後ろを振り返る。


「エマ!試験もう終わったの?!」

走ってこっちに向かってくるエマに、
少し声を張って問いかけた。

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