第1章 剣の世界
「じゃあ外行こっか」
ゲームになると葵には敵わないな…
外の景色は最高だった
「すごいな」
「買って正解だったでしょ!」
葵はドヤ顔をしながら言った
買って正解だった…ってすごく思う
「本当の面白さはここからだよ」
葵は指をさしながら言った
指のさしている方向を見ると豚なのかイノシシなのか良く分からない生き物がいた
「ああいうモンスターを武器を使って倒すの」
「見てて」
葵はモンスターめがけて走り出した
剣を取り出したと思いきや赤いオーラみたいなものが剣を纏った
「やぁ!」
走ったまま剣を突き出しそのままモンスターを切った
しばらくするとモンスターはガラスが割れたように破片となり消えていった
「すごいな…」
「こうやってモンスターを倒していくの」
「魔法とかないから逆にそれが楽しいよ」
「じゃあさっそくお兄ちゃんもやろうか」