第3章 守りたいもの
「嘘だろ…」
ネスは決して弱いわけではなかった
土煙が晴れてどんどんモンスターの全身が見えてきた
一言で言うならそいつは大きなカマキリだった
「皆急いで転移結晶で逃げるんだ!」
カマキリが急に鳴き始めた
すると周りは何かのオーラのような物に包まれた
「転移!ミーシェ!…あれ?」
「おい!どういう事だよこれ」
あちこちがパニック状態に陥ってしまった
まさか後から結晶無効化エリアを作るなんて…
「ここから出せよぉぉ」
1人のプレイヤーがモンスターに突っ込んだ
1つの鎌でプレイヤーの攻撃をガードしスキをついてもう1つの鎌で攻撃をした
「うわぁぁ」
鎌がプレイヤーに当たる間一髪の所でのガードが成功した
「下がれ!」
「ひぃぃぃ」
プレイヤーは急いで皆のいる方に戻っていた
も鎌を弾いて皆の所に戻った
「皆落ち着いてくれ!」
「出られないなら協力してやつを倒すしかない」
葵…今の状況お前が死んだ時みたいだ…
でも俺は成長した…あの時よりも!
ネスは死んでしまったがこれ以上犠牲者は出さない
「行くぞ!」
現在の生き残り19人