第8章 変な人
武田「じゃあ、マネージャーで入部でいいんだね?」
「はい。お願いします!!」
武田「うん。じゃあ、入部届け。これは澤村くん…えっと、部長に提出を。もし誰だかわからなかったら…」
「分かります。一度見学にいってますから。」
武田「あっ、そうなんだ。じゃあ、問題ないね。これからよろしくね。」
私は、正式なマネージャーになるために顧問を通して入部届けをもらった。
入学してから1ヶ月程経ってからの入部だから多少不思議がられた。
日向「あっ!ちゃん!」
「えっと、日向くん?だっけ…」
日向「日向じゃなくて翔陽でいいよ!!」
「うん…じゃあ翔陽で。」
私は日向くんのこう、充実してるオーラが苦手だ。なんか、キラッキラしてるもん…
日向「ん?それ、入部届け?」
「あっ、うん。正式にバレー部のマネになろっかなって。」
日向「やったー!!てか、嫌がってなかったっけ?」
「あぁっと、よくよく考えれば部活の皆もいい人ばっかだし、その目標に向かってる人たちをお手伝いしたいなぁ…って。」
日向「うぉぉぉっ!!なんか、かっけー!」
「日向くんはなんでバレー部に…」
キーンコーンカーンコーンカーンコーン
日向「あっ、予鈴!俺、次移動教室だ!やッべ。じゃあ、またな、!」
私の話は無視かよ…。
日向くんの第一印象
リア充。