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【短編集】☆生誕祭記念☆

第2章 6月1日 神威(銀魂)生誕記念


「ねぇ、。今日で俺の世話係は終わりにしようか。」

「え?」

「母親ごっこは、もうしなくていいよ。」


突然の言葉に頭が働かない。
世話係じゃなくなったら、神威の傍に居る理由がなくなってしまう。


「神威…。私は、もういらないってこと?」


思わず泣きそうになってしまった。
こんなんじゃ、気持ちがバレバレだよ…。


「違うよ?これからは、世話役じゃなくて、俺の女として傍にいて欲しいんだよ。」

「え?…えぇーーー!!!」

「そんなに驚くこと?」

「だって、そんな、急に…///」

「いいじゃないか。今日は俺の誕生日なんだし。誕生日には、“プレゼント”ってゆう物が貰えるんだろ?」

「それって…」

「だから、俺はを貰うことにしたんだよ。不満なの?」

「神威……嬉しい///」


私の言葉に神威は笑顔で応えてくれた。
いつもよりも、優しい笑顔で。
そして、少し強引に私を抱きしめると…


「俺以外の男に惚れたら…殺しちゃうぞ♪」


いつもの笑みで静かに告げた。

神威以外の男なんてあり得ないけど、神威に殺されるのも、案外悪くないかも知れない。
なぁんて。
初めての感情が、私の中に生まれた。

------------おしまい------------
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