第15章 本気

青城side

岩泉に引っ張られてベンチに戻って来た及川＿

監督「足はどうだった！」

及「バッチリです！　軽い捻挫でしたしね」

監「まったく…気をつけろよ」

及「スミマセ～ン」

監「向こうには”影山出せ”なんて偉そうに言っといて　こっちは正セッターじゃないなんて頭上がらんだろが！」

及「あはは…」

end

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監「向こうには”影山出せ”なんて偉そうに言っといて　こっちは正セッターじゃないなんて頭上がらんだろが！」

『（アッチ……やっぱムカつく(-_-)）』

青城の監督と及川の会話が聞こえていた湊斗…

『大地～　次、少しローテ（ーション）回して！』

大「湊斗？」

『本気出すから頼むよ！　キャプテン(・ω・)ノ』



そして第3セット

烏野　13－9　青城

ギャラリー１「アイツ凄くねーか( ﾟДﾟ)」

ギャラリー２「このセット殆どアイツの得点だぜ！？(ﾟдﾟ)」

”ピッ”

ギャラリー１「うわ～またサーブ決まった～( ﾟДﾟ)」

ギャラリー２「これで5ポイント連続サービスエースじゃねーか(´ﾟдﾟ｀)」

そのギャラリーの注目を集めていたのは……

田「スゲーッス湊斗さん！　今日調子良いッスね！」

日「うお～湊斗さん　影山の”殺人サーブ”よりすげーッス！(≧▽≦)」

『サンキュー！　二人とも(*´ω｀*)』

日「サーブだけじゃなくて、レシーブもスパイクも全部凄いッス！(☆ω☆)」

『ありがとな～日向//(・ω・)ノ』

湊斗は照れながら日向の頭をクシャクシャに撫でる

影「湊斗さん！　ジャンプサーブ打つんッスね！」

『別に隠してた訳じゃねーけどな(*´ω｀)』

影「今度、サーブ練、付き合って欲しいッス！」

『もちろん！良いべ☆』

大「もう1本ナイッサー　湊斗!!」

『おう！(。-`ω-)b』

審判の合図が鳴り、ジャンプサーブを打とうとボールを頭上に高く投げ、軽く助走をつけ飛ぼうとした＿

けど、

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”グラッ”

っと一瞬、湊斗の視界が揺れた

『ッ……（ヤベッ！）』

何とか打てたものの威力が弱くボールはネットにかかった

『……悪い！手が滑った(;´∀｀)人』

大「ドンマイ！　次、取り返すぞ！！」

烏「「おう！」」

『（バレてねーよな？)……そろそろ、やべーな………』