第15章 本気
”バチコーン!!”
日向が打ったサーブは影山の頭に直撃して
体育館の中に鈍い音が響いた_
”ピピーッ”
第1セット目終了
青葉城西 25ー13 烏野
大「ま 待て影山!気持ちはわかるが抑えるんだ!」
大地は慌てて影山に声を掛け、ベンチにいる孝支もハラハラしながら影山押さえのスタンバイをする
影「_…まだ… 何も言ってませんけど」
?「…ぶ、ォハーッ!! ぅオイ後頭部大丈夫か!!!」
田中が大笑いしながら影山に声掛け、その隣にいた月島も
月「ナイス後頭部!!」
っと爆笑してる
孝「!? 煽るのもダメだっつーの!!」
大「ヤメロお前らっ」
『俺もやりたいww(^^)/』
孝/大「「湊斗??^言^」」
『や、やだな~二人とも、冗談だべ~(;^ω^)』
そして影山は日向の所に行き二人で話していて
それを湊斗は離れた所から様子を見る…
『影山の奴 日向のあんな球喰らって、何頭叩いてんだよ…(;・∀・)』
影「とっとと通常運転に戻れ バカヤローッ!!!」
日「今の"ヘマ" はセーフ!?」
影「は!? 何のハナシだ」
二人の話が終わったのを見計らって…
『ほら影山、ちょっと冷やせ!』
湊斗は濡れタオルを渡す
影「ッス!」
『それ以上叩くとバカになるからヤメロよな~(*´ω`)』
影「な! ならないッスよ///」
『あはは~悪い悪いw』
湊斗は影山の前髪に手を伸ばしクシャクシャと撫でた
影「っ///」
田「ネットの”こっちっ側”に居る全員! もれなく”味方”なんだよ!! 下手糞上等!! 迷惑かけろ!! 足を引っ張れ!! それを補ってやるための!! ”チーム”であり ”センパイ”だ!!!」
声がした方を見ると、田中と何故か正座をしている日向が居た
『正座ww それに最後のセンパイは要らねーだろww』
孝「”先輩”って呼ばれたいだけだよなアレ」
大「でも、ああいうことは 絶対裏表無さそうな奴が言うから効果があるんだよな…」
『あ、なんか日向元気になったみたいだなww』
_第2セット 始めます!!_
日向が調子を取り戻し 速攻(クイック)が使えるようになった
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そして、いよいよ……
”ピーッ”
『んじゃ、行ってくるべ……』