第15章 本気
”ピピーッ”
「「お願いしあーッス!!!」」
試合開始のホイッスルが鳴る
大「1本切るぞー!」
烏「「オッス!」」
青城のサーブから試合が始まった
大「オーライ………任せ_…」
大地が正面でボールを取ろうと構えるが…
影「!? バカか!どう見てもおめーのボールじゃねえだろ!!」
取ったのは日向だった
日「ごめんなさい!!!」
謝るものの、その後もミスを連発する日向_
『はぁ…これはヤバいな……孝支、俺アップしてくる』
試合途中でベンチに座っていた湊斗が立ち上がった
孝「手伝うか?」
『いや、大丈夫だべ(^^) あーでも、20点いったら教えてくれな?(*´ω`)ノ』
孝「おう! 無理すんなよー('ω')ノ」
『はいよー('◇')ゞ』
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『発作さえなければ、本気出すのにな…(´・ω・`)』
邪魔にならないような所に移動した湊斗は、軽く柔軟をしてボールを触る
『あ~でも あの二人に怒られるよな(-ω-)』
はぁ……っと深いため息を吐く
『取り敢えずまた薬、飲んどくか……(´-ω-`)』
孝「湊斗ーそろそろ戻って来るべ」
孝支が湊斗を呼びに来た
『おー!って…12vs22!?Σ(・ω・ノ)ノ マジかよ…('Д')』
孝「日向がまだな……(;´∀`)」
『2セット目もこんなんだったら、俺 日向と代わろうか?』
孝「ん~。大地と相談してみるべ(;・∀・)」
『だな!』
そして 13vs24_ 青城マッチポイント
影「てめええ!! いい加減その緊張やめろォォ」
ついに影山がキレだした
孝「!? 好きで緊張してんじゃないだろバカか!」
ベンチから、すかさず孝支が叫ぶ
大「よし!確実に1点ずつ返してこう! 次のサーブは_」
_よりによって_
『日向かよ……(*´Д`)』
誰が見ても解るくらいガチガチな日向
”ピッ”
審判の笛が鳴り、日向がサーブを打った……
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”バチコーン!!”