第20章 嘘吐き常習犯
湊斗side
『んっ……!』
目が覚めると…
目の前には幼い時から何度も見たことのある景色と病院の、所独特の匂いが広がっていた
(咳は……止まってる見たいだな…)
そのあと、俺の部屋に主治医の先生が来て
俺はこっ酷く叱られた
(病人相手にあそこまで叱らなくても良いのに(ーー゛))
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先生と話して俺が驚いたのは……
あの試合から3日も経っている! らしい_
(試合、どうなったんだろ……)
”コンコン”
『? どーぞー』
”ガラガラ”と開いた扉の先に居たのは
『おぉ! 大地~!!』
大「おぅ! 俺だけじゃないけどな」
大地が先に部屋に入ると…
「「湊斗さん チーッス!」」
『おぉ! 皆~!!』
龍を始め、次々に部屋に入って来た
?「湊斗……コレ!…」
『うわぁ~さんきゅー! 潔子(^^)』
潔子から綺麗な花束を受け取とると…
”ぎゅっ”
『え!?/// ちょっ///き、潔子///』
清「良かった… ちゃんと生きてる」
俺に抱き付いてきた潔子の肩は小刻みに震えていた
(そう言えば俺、潔子の目の前で倒れたっけ…?)
『ごめんな… ビックリさせたよな…』
俺は潔子の頭を撫でる
清「…っ……早く戻って来ないと……許さない、から……」
潔子は俺から離れ、薄らと微笑んだ
『分かったよ(^^)』
俺も微笑んで返した
『みんなも 心配掛けてごめんな』
そして俺は、潔子の後ろにいるメンバーを見る
?「……なんで………嘘、吐いたんだよ…」
龍の後ろに居る所為で、顔は見えないものの声で誰かわかる…
『ごめんな…… ___』