第20章 嘘吐き常習犯
試合が再開される前に、大地から湊斗が本当は寝坊で遅刻したんじゃ無かったことを聞いた
(俺の所為だ…)
俺が伊達工相手にもっとちゃんと戦えていたら…
湊斗は試合に出ることは無かったし
倒れることも無かったのに……
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湊斗の代わりに俺がコートに戻ると
試合が再開され、また俺は狙われた_
「くっ…!!」
"ピッ!"
何度スパイクを打っても止められた
(湊斗はあんな身体でも、伊達工相手に同
等に戦えてたのに……俺は……クソッ!!)
湊斗が倒れてチームの皆も動揺、凹んでるのに…
皆、それぞれの仕事をしっかりしてる_
それなのに、俺は……
皆の足を引っ張ってばかりだ
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そして_
そのうち俺は……
_トスを呼ぶのが 怖くなった_
"ピピーッ!!"
烏野15―25伊達工
勝者伊達工
end