• テキストサイズ

それでも俺は・・・・

第20章 嘘吐き常習犯


『ごめんな……孝支…』

孝支がゆっくりと俺の方に近付いてくる_

孝「試合の日、病院行って無かったんだろ 」

『うん…』

俺は素直に答えた

孝「試合どころかまともに動ける身体じゃなかったって……本当、なのか…」

『……うん』

孝「大量に薬飲んでたんじゃないか?って…」

『うん。…飲んだ、かな?……』

孝「なんでそんな身体で試合出たんだよ! 」

孝支は俺の手を力一杯掴んだ

『ごめん…』

孝支と顔を合わせないように下を向き、掴んでいる孝支の手をジッと見る

孝「無理して来たり、血、吐いたりしてまで試合に出て…… 俺も大地も無理するなって 何度も言ったべ…!!」

『本当、ごm…(孝「…ッ…こn……」孝支?…』

孝「この……バカ湊斗!! 俺等が……どんだけ、心配した…思ってnッ、…だよ!!」

顔を上げると、孝支の目から大粒の涙が流れていた…

(孝支が… 泣いてる……)

孝「ッく……ヒクッ…」

『……孝支…』

孝支の泣き顔を見たことが無かった俺はどうしたら良いのか分からず、俺は孝支を抱き締めてみる

孝「怖かった……ッ…もし、あのまま……湊斗が 目、覚かったら…… 俺…ッ…」

言いながら 孝支も俺の背中に腕を回しギュッと力強く抱き締め返してきた

『ごめん、ごめんな……』

俺はただただ謝る事しか出来なかった

大地や他の皆を見ても、涙は流れていないものの

全員 目は潤んでいた_

『皆_ 本当にごめん』









孝支が落ち着いてからは、俺が倒れた後の話から

学校の話とか他愛もない話しをした

_暫くして

俺は皆にあることを聞いてみる… 

『なぁ





旭と夕は? 

休み?』

皆の顔が変わった…

中には気まずそうに顔を背ける奴も居た

(あ……マズかったか…?)

大「……実は、な………」

そこで俺は、旭が部活に来なくなった事と

夕の謹慎の話を聞いた…

『そう、なんだ………』







その日の夜

夕からLIN〇が来て、軽くやり取りをした


_そして 4月に入り

もうすぐで春休みが終わろうとする頃

(やっと、だな…)

”ガラガラ”

『時宮湊斗! 只今帰りました!!』

俺は部活に復帰した_


end
=================
gdgdだ…(´Д⊂ヽ
/ 157ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp