第20章 嘘吐き常習犯
孝「そりゃ、病院行くって言ってたから心配するべ!」
(あ~。そう言えばそう言ってたんだっけ?忘れてたw←)
『念のために行っただけだから大丈夫だべ(^^)b』
孝「それなら良いけど…」
(ふぅ…(´-ω-`)バレてないな…)
孝「ほら、みんなの所行くべ(^^)」
『おう!』
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そして__
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"ピーッ!!"
「「「お願いしアース!!」」」
烏野-伊達工
試合開始__
最初は、俺ら烏野の優勢で試合が進んだ_
でも…
東「オープン!」
旭がトスを呼ぶ…
孝「旭!」
孝支は旭が得意とする”ネットから離した高めトス”を上げるが…
”ドガッ”
旭のスパイクは相手のブロックに寄って跳ね返された_
『(またか…)フォロー!!』
俺の声に夕が反応するもあと一歩の所でボールが床に落ちた
”ピッ”
烏野11-16伊達工
この時からか…相手からのサーブは殆どが旭の居る所に集まってきた
(ッ!! ブロックだけじゃなくて、サーブも旭狙いか…!!)
_そして気づくと
烏野14-22伊達工
(徹底されてるな…… これで何本目だろう…)
旭が止められる度に、夕や大地が何度もブロックフォローをするもなかなか点数には繋がらない_
(俺に出来る事は、したい!!)
でも_
(今のこの身体じゃぁ、まともに動けない… 迷惑掛けるだけ、だよな……)
”バシッ”
東「くっ!!」
また目の前で旭のスパイクが止められた
”ピピーッ”
1セット目終了
烏野17-25伊達工
コートチェンジをして皆がベンチに戻ってきた
『大地!孝支!はい。』
俺はなるべく明るめに二人に近づき スポドリとタオルを渡す
孝「おぅ…ありがと……」
大「あぁ…悪い……」
(やっぱ二人ともさっきより元気がないな…)
遅れて戻ってきた旭にもスポドリとタオルを渡す
『はい。旭!』
東「あ、あぁ……ありがとな……」
(旭、凄く辛そう……… そんな顔見たらさ…)
『旭、頼みがあるんだけど…』
東「?」
(やらないで後悔するよりやって後悔する方が良い、よな…? )
今、俺が仲間の為に出来ること、それは_
『2セット目、俺と代わってくんね?』
全ー東,湊「「!?」」