• テキストサイズ

【黒バス】大嫌いで、大好きで【宮地清志】

第1章 honey * one


「ふざっけんな何でまたお前と一緒なんだよ!!」

「煩いなぁそれはこっちの台詞!もう良いよあんた明日から不登校になれば良いのに!」

「お前がなりゃ良いだろ!?」

早速勃発する喧嘩、この下らない喧嘩は殆どの人が慣れているので、特に仲裁に入ったりする人などは居なかった。

「くそっ…。」

「ふんっ。」

少し離れていた机を更に離して、お互い、相手とは正反対の方を向く。
全く今日は厄日だ。もし本当に神様が居るのなら、今思いっきり殴ってやりたい。
と言うより殺意が湧く。

「こんな奴と部活も一緒とはなぁ…。」

「それもこっちの台詞!」

…そう、私は男バスマネージャー。
嫌でもこいつの顔を見ないといけないのが何とも苦痛。
でも、練習に熱心なこいつは嫌いではない。

「可愛い奴がマネージャーなら俺頑張れるのに。」

「表出ろこの糞ドルヲタ。」

「あ"ぁ!?」

…やっぱり嫌いだ。
/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp