第7章 十人十色
そうだ、黄瀬くんはおそらく
青峰くんのコピーをしようとしてる…。
青峰くんのコピーには恐らくかなりの時間を要する。
その間チームは黄瀬くん抜きで
戦う状態になってしまう…。
以前の黄瀬くんとは全然違う。
変わっていた。
きっと"海常"のメンバーを信用して
仲間を頼っていた。
"海常"のメンバーも黄瀬くんを信用していた。
るり(黄瀬くん…。)
そして桐皇リードで
第2Qは終了した。
10分のインターバルタイム。
先輩達が喉が渇いたようなので
1年生で飲み物を買いに行くことになった。
るり「人多いねぇ!みんなはぐれないように…あ!黒子くん!まって!」
フラっと黒子くんがみんなから離れていった。
私は追いかけた。
火神「子供じゃねぇんだから大丈夫だろ!あ?黒子と神谷は?」
降旗「うわぁ!2秒ではぐれた…。」
火神「ちくしょー!あのバカ共どこ行った…。」