第25章 ラッキー☆アクション
そして、私達はジェットコースターへと乗り込んだ。
るり「あ、緑間くん、眼鏡はずしてた方がいいかも。」
緑間「眼鏡?…わかったのだよ。」
そういって緑間くんは眼鏡をはずして、ポケットの中へしまっていた。
眼鏡をはずした緑間くんはなんだかすごく美人だった。
しばらくして、ジェットコースターは動きはじめた。
ジェットコースターはすごく速くて怖くて
思わずキャーキャーと叫んでしまった。
でも、隣の緑間くんの方からは一切何も聞こえてこなかった。
ジェットコースターから降りて、
私は緑間くんに感想を聞いてみた。
るり「ジェットコースターどうだった?」
緑間「…む。眼鏡をはずしていたせいであまり景色が見えなかったのだよ。残念だったのだよ。」
るり「え!?景色楽しむアトラクションじゃないし!」
緑間「え!?違うの?」
るり「う、うん。急に高い所から落ちるスリリングを味わうアトラクションだよ!」
緑間「な、なるほど。やけにスピードが速いと思ったのだよ。」
緑間くんは感心するように頷いた。
るり「あ、じゃぁ、次はお化け屋敷行こう!」
緑間「わかったのだよ!」
私は緑間くんと手を再び繋いでお化け屋敷へ向かった。
お化け屋敷って入るの何年ぶりだろうか。
私はわくわくしながらお化け屋敷へ向かった。
そして、二人で暗いお化け屋敷の中へと足を踏み入れた。