第15章 大カラオケ大会!?
そこにやってきたのは黄瀬くんと笠松さんだった。
黄瀬「みんなお待たせぇ!主役の登場っスよ!」
笠松「カラオケって…お前が重要な用事って言うからついて来たのにカラオケってどういう事じゃボォケ!!!」
"ドカッ"
黄瀬「うへぇー、蹴るなんてひどいっスよぉ!いいじゃないっスか!カラオケ!」
るり「あ、お疲れ様ぁ!丁度黄瀬くんの話しててんだよ!」
黄瀬「え?どんな話っスか?超気になるんスけど!」
高尾「…しゃ、写真集の話…」
高尾くんは笑いをこらえるように震えながら言った。
黄瀬「え?写真集っスか?あ!そう言えば高尾くんにもあげようと思って持ってきたっス☆はい!サイン入りっスよ!」
黄瀬くんはそう言って高尾くんに写真集を差し出した。
高尾「ぶっほ…あ、ありがとう…ぶひゃ…や、ヤベェ笑いが…」
黄瀬「えぇ!?何で笑うんスか!?ひどいっスよぉ!」
笠松「おい、正直その写真集貰っても全然嬉しくねぇぞ」
黄瀬「えぇ!?でも人気すぎて増刷決定モンっスよ!?世の中は俺を求めてるんっスよ!?」
高尾「よ、世の中が俺を…求めてる…ぶはははは、やべぇ、黄瀬くん超ウケル!」
高尾くんはこらえ切れなかったのか笑いだした。
黒子「いえ、求めてないですから。押入れ決定モンですから」
火神「おーい、何歌うー?早く決めようぜぇ」
緑間「採点機能を付けたいのだよ。」
笠松「へぇー、最近のカラオケってすごいんだなぁ」
黄瀬「えぇ!?何気に皆ヒドっ!るりっちぃ!なぐさめてほしいっス!」
そう言って黄瀬くんは私に抱きついてきた。