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俳優で幼馴染で初恋で。

第3章 私の学校生活


「舞花:しーおりっ!おはー!」

『おはよう、舞花。』
川園舞花は高校でできた私の友達。
「舞花:今日の一時間目数学だよー。寝ようかな、私」
『ダメでしょ。』
私たちは教室へ入る。
「紗香:あ!おはよう詩織、舞花。」
『おはよ、紗香。』
「舞花:おはー。」
春咲紗香も私の友達。でも、小学校からの付き合いで、もう親友だ。お互い、ほとんど全てのことを知っている。そう、『彼』のことも、私の想いも。唯一知っているのは紗香だけ。
「紗香:ねえ、詩織、今日の放課後空いてるー?」
『うん。なんで?』
「紗香:ほんと?じゃあ遊ぼ!」
そう言って微笑む紗香。眩しい。紗香はこの高校で上から数える中にいる、美人。いわゆるモテ女子。
『うん、いいよ。』
「舞花:えー、私はー?」
「紗香:舞花は、お母さんと買い物するんでしょ?」
「舞花:まあね〜。」
「紗香:それに今日は幼馴染として話さなければならないことが…。ふふふ。」

突然、魔女のように微笑むもんだから、悪寒がした。
『え、なに。怖いんですけど。』
「舞花:詩織、がんば。」
舞花が私の肩に手をおく。
『なにを!?』
「舞花:知らないけど。」
『なにそれー!?』
「紗香:頑張ってもらわなくちゃ。」
『え?だからなにを?あ、葵。おはよう。』
速水葵も、高校でできた友達。この紗香、舞花、葵、私の4人が、いつも一緒にいるメンバー。ちなみに、舞花と葵は中学からの友達らしい。
「舞花:あ!葵ー!おはようー!」
「紗香:おはよう。」
「葵:はよ。朝から元気ね、お三方。」
ふわぁぁ。と、まだ眠いのかあくびをしながら近づいてくる葵。
『昨日は何時に寝たの?』
「葵:ん?…ちゃんと11時に寝たよ?」
「舞花:ほんと?目が泳いでるけど。」
「葵:うっ、1時です…。」
「紗香:ダメだよ!睡眠は大事なんだからね!」
「葵:はーい。」
葵が返事をしたタイミングで、チャイムが鳴ったので、私たちは自席に戻る。
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