第5章 予言
「ようこそ僕らの救世主♡
ジキシローネ
予言の魔女だよ。よろりん!」
「予言…?」
『私も連れてこられたという事は…………』
「つまりそうだね!キミと反世界の魔法の運命について」
「運命?」
「なにを隠そう!僕の予言はどれもドンピシャ大当たり!そしてある時最悪の予言を受け取った」
モモリとイチとデスカラスはジキシローネの魔法で出された椅子に座らされる。
名は反世界の魔法
かの魔法は決して魔女には習得できない
✕月✕日
反世界の魔法は世界を滅ぼすだろう
生物は全て変滅し
あとには何も残らず
この世界は終わりを迎える
ただし
この未来を打ち消す唯一の光
それはウロロの魔法を習得せし者
その光が反世界に挑み習得すれば世界は救われるであろう
『………………』
「キミだ!魔男のイチ!キミこそ人類が求めていた光であり、世界を救える救世主なんだよ!」
「救世主…」
「そう!キミは反世界を習得して…
世界を救って死ぬんだ!」
もし反世界を習得した暁にはその光は世界に平和をもたらすと同時に潰えて死ぬだろう
「残念だけどこれが僕の受け取った予言の全文だ。後半はつい最近つけ足された予言だけどね。それと…………まだあるんだよね……………」
ウロロを習得し者その近しい魔法を持つ者
その者の存在が
吉と出るか凶と出るか………………
これからの行動次第で運命が決まる
『それが私…………』
「そうだよー!」
『めちゃくちゃ責任重大じゃん!!』
「……なるほどな」
そうか……………ウロロが言っていた"嬢ちゃんを巻き込むな"ってそうゆう事なのか……………。
私のせいでイチの生死が!?ちょいま…………
「やる!俺は狩って死ぬ方を選ぶ!」
やる、の…………?ちょっと待ってよ…………。
モモリもデスカラスも呆然としていた。何が起こったかわからないぐらいに。
なるべく巻き込まないようにするからモモリ……………。そんな顔するな。
なんでこんな事になってしまったのか。聞いた予言は最悪で。
私の運命さえも
存在さえも
波紋のように
悪い方向に広がっていくのかな…………
そんなんにさせたくないよ……………