第4章 責務
〇〇〇が子どもと件の彼と東京へ来た
「悟さん、お迎えありがとうございます。」
「ご苦労様、子ども泣かなかった?」
「とってもご機嫌で電車とか車とか、移動するのが好きみたいです。」
「よかった。チャイルドシート付けといたよ。これで大丈夫だよね?」
「はい、ありがとうございます。」
「わたしがやります。」
彼が乗せてくれる
病院で診察中息子は俺に抱かれてご機嫌にしている
胸ぐらを掴んで背伸びをしあちこち眺めたり、手でバンバン叩いたり…かと思えば胸に顔面を擦り付けたり…
面白い。少しずつ覚えていくんだね。
そのうちあくびをして眠たそうにするからトントンしてるうちに眠ってしまった。寝息と温かさとずっしとくる重みが心地よくて眠たくなってしまう。
「お待たせしました。あら、悟さんに抱っこされて眠っちゃったんですね。」
「まったくぐずりませんでした」
「あら、珍しい。眠るのが下手なのかいつも寝ぐずるのに。悟さんに抱かれて安心してるのかしら、ふふふっ」
第二子目の妊娠は可能な状態
周期的に今日はいいタイミングだから処置しますか?
通常はしないけど君たちの事情を知っているので今回は特別にと言ってくれている
「☆☆☆はそれでいいの?」
「はい、この子を授かるのに結構時間がかかりましたから…チャンスがあるなら挑戦したいです」
「わかった、お願いしてくるね」
息子を母親に預ける
身じろぎはしたもののすぐに規則的な寝息をたてはじめた
すっかり慣れてしまった個室に入る
あの時の〇〇〇が縮こまった姿がよぎって……
「勃たない……」
おかずはずっと〇〇〇だったからなぁ
どうする?
周りを見渡しても惹かれない…
どうする?
あの時の〇〇〇の姿をぐううううっと追いやって……
脳内のデータベースから引き出して……
あっイけそう……
「ふぅぅぅ、よかった…色んな意味で…」
「2時間くらい準備にかかるから食事してきたらってさ」
そうすることにして近くのレストランに移動
「もうこんなものも食べられるの?」
「完熟バナナくらいの固さの物を。そろそろ下の歯も生えてきそうですよ」
「へぇ〜なんか…すごいね」
「ふふっ、ですね。ふふふっ」
「可笑しい?」
「はい、悟さんも一緒に育ってて面白いです、ふふっ」