第4章 責務
ずぶ濡れになった〇〇〇は引き金になっただけ
☆☆☆のこと、〇〇〇を手放さなければならないこと、抱え込んでいた不安と恐れを〇〇〇にぶつけてしまった…
ごめん……
不甲斐ない
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1月末☆☆☆から連絡が来る
着床が確認された、安定期に入るのは4〜5ヶ月後。それまで身体を一番にゆっくり過ごすと
やっと…とうとう…時が来た
安定期に入るまでコッチの準備も整える必要がある……これからの数年を思うとざわつく……
〇〇〇を完全に手放してしまうつもりは毛頭ない。が、どうする……
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2月後半
これが最後かな……
☆☆☆は妊娠してさまざまな制限を引き受けている以上自分だけ制限なしはありえない
「ただいまっ」
「おかえりぃ」
急ぎの納品のがあるから数時間手が離せない、ごめんねと言ってコーヒーを淹れてくれた。待ってると伝えてソファに横になる
部屋を眺めてすっかり〇〇〇の気配が馴染んでいる。3年前の冷たさはもうどこにもない。観葉植物もすくすく成長して購入時より元気そうに見える。パソコンに向かう〇〇〇の集中した姿。コーヒーの香り。この部屋は〇〇〇がいるべき場所になった…そうだね、ずっとこの部屋にいて、俺が帰ってこなくても……
「ひぃゃ〜、終わった〜」
んーーっと伸びをしてお待たせと言って上に乗っかってくる
「お疲れさま」
軽くキスしてすっぽりと腕の中におさまる
なぜ急ぎだったのか俺がいなかった間にあったことを面白おかしく話してくれる
料理をしながらキッチンでも話は止まらず、ふたりでゲラゲラ笑った
食事を終え一緒に風呂に入る
「気持ちぃぃ」
いつもの体勢でおさまってる〇〇〇の身体を撫で首や肩に唇を寄せると気持ちよさそうに身じろぎする
ドライヤーを持ってソファにくる
いつものように髪を乾かす。頭ちっさ…髪サラサラで気持ちぃ
コレもしばらくお預けか……
コレが最後……ないなっ、ふっ鼻で笑う