第4章 責務
すぐに呼ばれる
彼は残り☆☆☆とふたりで診察室に入る
「お待たせしました、どうぞお掛けください」
「☆☆☆さん、特別な事情は伺ってますのでその点は安心してください。もちろん口外もいたしませんので。
早速ですが人工授精の流れと必要な検査などお話しします。質問やわからないことがあれば聞いてください」
時間かけて説明を受ける
主に☆☆☆が担当する側の説明
俺の方はマスターバーションして漏らさず採取し精液の状態、量、精子の活動具合なんかをチェックするくらい
「では、コチラで」
マスターベーション用の個室に案内される
射精用のカップと性的な雑誌、写真集、AVビデオなど射精を促すあらゆるアイテムが取り揃えられている
へぇ〜こんなんなってんだねぇ…
俺には必要ない
〇〇〇との行為の数々の映像が脳内に保存されている。いつでも取り出し可能…ほら、すぐに熱が集まってくる
目はぼんやりと開いて頭の中のスクリーンに写る〇〇〇 の淫らな身体を見る。俺が与えた刺激に腰を揺らし、腕を彷徨わせ、表情を崩す。脳の後ろの方から『悟…気持ちぃぃ』と聞こえたような気がしてハッとする
「ヤバっ…うっっっ」
………
「危なっ…そのまま出すとこだったわ」
漏らさずカップに入れ身支度を整えて個室を出た
受付でカップを渡し件の彼の隣に座る
「お疲れさまでした」
なんと答えれば……
「まだ戻ってこない?」
「はい、まだ一度も戻ってきていません」
「心配だよね」
「そうですね……。五条様からのご提案の話を受け☆☆☆様と真剣に話し合いました。私たちには無かったはずの未来が現れたようで…。わたしにとってはこの上なくありがたく叶えたい提案ではありますが、やはり☆☆☆様のお身体とご負担を考えると手放しには喜べません」