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【境界のRINNE】あなたと巡り合いたい明日

第1章 【黒洲】本物の私


本物の私。それは嘘を張り付けた私。

嘘は大人の必需品です。その上、私が日々磨いているのは黒猫幻術、つまりまやかしを見せること。本物の私を無くすのは、むしろ望ましいことなのです。

黒猫段位が上がるほど、黒猫らしさが失われていく。
そんな矛盾には、とうの昔に折り合いをつけたのです。

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