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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第38章 【第三十三話】信じることの重み



「お前ら先行ってろ」
「えっ!?」

リナリーが声を上げる。


「神田一人置いてなんか行けないよ!」

だが神田は視線すら向けない。


「勘違いするな」

低く、冷えた声。

「別にお前らの為じゃない」

六幻が抜かれる。

「うちの元帥を狙ってる奴だ」

その殺気に、空気が張り詰めた。


「任務で斬るだけだ」

だが。

「僕も残ります!」

アレンが前へ出る。


「神田――!」
「……チッ」

神田の目が細まった。

「オレが殺るつってんだ」

次の瞬間。

「界蟲一幻!!」

アレン達に向かって攻撃が放たれた。


「うわっ!?」
「ぎゃあああ!!」

ラビ達が一斉に後退した。

「とっととうせろ」
「それとも、お前らから斬ってやろうか?」

本気だった。


「こいつ仲間脅してるレロ!!」

レロが悲鳴を上げる。


「ユウのバカァ!! 殺す気かアホ!!」

ラビが怒鳴る。

「何するんですか神田!! 本当に当たったらどうするんですか!!」

アレンまで声を荒げた。

「鬼畜め!!」

クロウリーが青ざめながら叫ぶ。

「人でなしっス!!」

チャオジーも半泣きだった。
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