第33章 【第二十八話後R18】灯籠の下、すべてを暴いて
終わった。
そう思って、ティファが疲労と快感の余韻の中で目を閉じようとした、その時。
ラビは小さく荒い呼吸を重ねながら、ぬるりと音を立てて自身の質量を体内から完全に引き抜いた。
一瞬だけ訪れた喪失感。
ティファが身体を震わせる間もなく、ラビは手早く使用済みのそれを外して布団の傍らへと落とす。
暗がりのなか、カサリと不穏な衣擦れの音が響いた。
ラビが枕元から新しい薄い袋を取り出し、歯で引きちぎる生々しい音が小さく爆ぜる。
彼の手元で、再びゆっくりと熱を帯びて硬さを取り戻していく質量。
新たなゴムの膜がしなやかに手繰り寄せられ、完全に装着されていった。
「……ラビ? もう、っおわり、じゃ……」
ティファが驚いて瞳を見開くと、ラビは顔を上げた。
乱れた前髪の隙間から、まだ完全に情欲の飢えが消えていない瞳を覗かせる。
「……わりぃ。一回じゃ、全然足りねぇ……」
掠れた低い声。
そのまま彼は、布団の上に座り直した。
戸惑うティファの細い腰を両手でしっかりと掴む。
自らの太ももの上へと跨がせるようにして、正面から引き上げた。
「あ……っ、ぃや.....っ」
完全に正面から向き合う、対面座位の体勢。
彼の逞しい首筋に両腕を回し、彼の質量を直下に感じる体勢のまま、ティファの身体は宙に固定される。
「……こうやって、顔、ちゃんと見ながらしたい」
強引さを孕んだ、低い声。
ラビはティファの腰を固定したまま、新しい膜に包まれた自身の熱い先端を、濡れそぼる粘膜の入り口へと再び直に押し当てた。
――クチュ、と。
一度目の快感がまだ生々しく残っている場所。
そこへ再び未知の大きさがぐっとあてがわれる、物理的な圧迫感。
ティファが本能的な昂ぶりで、キュウッと小さく身体を震わせた瞬間、ラビの掌にぐっと強い力がこもった。
――ズブゥゥゥ、と。
先ほどよりもさらに深く、逃げ場のない角度で突き刺さる熱い質量。
ティファの喉から悲鳴が漏れる。
「い、やぁ……っ、ぁ、深い、っ……」
「すっげぇ、可愛い……っ。ティファの顔、全部、オレのせいで、乱れて……っ」
間近で見つめ合う、情欲に濡れた彼の瞳。