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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第32章 【第二十八話】赤い紐の先


マホジャが現れ、一行を裏手の離れへ案内する。

皆が歩き出す中、ラビだけは、ティファの半歩横を離れなかった。

何も言わない。

ただ、時折こちらへ向けられる視線だけが、まだ完全には落ち着いていないようだった。

ティファは袖口へ指を添える。

そこには、ラビが結んだ赤い紐がまだ残っていた。

その感触に、ほんの少しだけ息がしやすくなった。
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