• テキストサイズ

【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第8章 【第七話】肩を並べる約束


ラビの瞳が、僅かに見開かれる。

それから、少しだけ柔らかく細められた。

「……ああ」

短い声。

「そうしてくれ」

いつもの軽口は、そこにはなかった。

私はそれ以上何も言わず、ただ小さく頷いた。

室長室の窓の外では、灰色の空から、細かな雪が降り始めていた。

向かう先に待つ、白い山村を予告するように。

静かに。

途切れることなく。
/ 537ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp