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【Dグレ】Twin Ray -灰の世界に響く歌-

第6章 【第五話】存在を繋ぐ歌


私は窓の外へ視線を落とす。

遠ざかっていく街並みの向こうに、インドの乾いた空と、アレンの白い髪が浮かぶ。

――必ず、追いつきます。

あの声へ恥じないように。

私は、膝の上で手を握り締めた。

窓硝子には、新しい団服を纏った自分と、その隣で静かにこちらを見ている翠の瞳が、重なるように映っていた。
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